米の動物権利保護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」が24日、東京・赤坂のカナダ大使館前でアザラシ猟の禁止を求めて抗議活動を行った。
メンバーの1人、アシュリー・フルーノさん(23)は、素肌に赤と白の塗料でカナダ国旗を描き、「赤ちゃんアザラシを殺さないで」と書かれたプラカードを掲げ登場。「アザラシ猟はカナダの評判を罪のない血で汚すもの。この恐ろしい行為を今すぐやめて」と訴えた。
PETAは米バージニア州に本部を置く世界最大規模の動物保護団体で、「カナダでは猟師が子アザラシを銃やこん棒で殺したり、毛皮に加工するために生きたまま皮をはがしている」などと主張している。これに対し、カナダ漁業海洋省は、子アザラシの捕獲は1987年から禁止されており、生きたままアザラシの皮をはがすことはないなどと反論している。
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